FFPの重大な違反って何?マンチェスター・シティの出場禁止処分の理由は?

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引用元:https://jp.prnasia.com/story/27326-3.shtml

イギリスのサッカークラブ、マンチェスター・シティが、今後2年間のチャンピオンズリーグへの出場禁止と約36億円相当(3000万ユーロ)の罰金処分を受け、上訴する姿勢を示しています。

ここで言われているFFPとは、そしてその重大な違反とは何だったのでしょうか?

Wikipediaによると、FFPとは、ファイナンシャル・フェアプレー規則(Financial Fair Play Regulations)の略称で、欧州サッカー連盟(UEFA)に加盟しているプロサッカークラブの財政健全化のために定められた規則です。

FFPの違反とは、選手の違反ではなく、クラブの財政・経営に関する規則の違反なんですね。

これが2011年に導入されたことによって、スポンサー収入やテレビ放映権料などのサッカー自体からの収入が、移籍金などの支出を超えること、つまり赤字経営ができなくなりました。

過去3年間で赤字の許容量を超えた(FFP規則に違反した)クラブは、罰金やチャンピオンズリーグへ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)への出場権が剥奪、リーグへの選手の登録人数が制限されるなのど制裁があり、今回のマンチェスター・シティの出場禁止処分は、これに当たると思われます。

FFP対策として、企業とのスポンサー契約を結ぶことで収入を増やして違反を回避する方法を取るクラブもあり、マンチェスター・シティはエディハド航空(オーナーのアブダビ王族経営)とスポンサー契約を締結しています。

このスポンサー契約が巨額であるために、FFPの規則を定めている欧州サッカー連盟(UEFA)から「適性な価格を上回っている」と判断されていたそうです。

マンチェスター・シティは2014年に、FFP違反で一度罰金と選手登録制限の処分を受けています。

一度目の処分の当時は故意ではない赤字経営と認識されていましたが、今回のリーク(ハッキングされてウェブ上で漏洩した情報)でオーナーの会社(エディハド航空)を使ってスポンサー量を水増ししていて、それを組織的に隠蔽していたということが分かりました。

FFPの重大な違反とは、こうした故意の赤字経営規則違反とその隠蔽のことと思われます。

出場権を失うことで、チャンピオンズリーグ制覇を目指して闘っているシティの選手の努力が水の泡になってしまうため、今後の動向が注目されます。

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